数年前にとある映像会社の人から、「これどういう仕組みかわかります??」と言われていたレーザーの演出があります。
それがこちら。
“Welcome to the Youtube Music Awards 2015” –
14秒あたりを注目してください。
レーザーだけ時間を自由に操られているような、人間の動きと光の動きの時間軸が変わっているかのような不思議な空間が映されています。
とても面白いですよね。
ただ、光の速さ(1秒間に地球を何周分・・・とかいうやつです)を考えると、降り注ぐような演出はできません。
僕も初めて見たときは衝撃を受けました。
それからしばらく調査していたのですが、どうやらレーザーだけではなく、撮影機材、カメラの設定もあるらしいとわかった。
当時はカメラのことに首を突っ込むつもりが全く無くて「いつか調べよう」という(調べずに放置するパターン)でした。
ところが、ひょんなことから一眼カメラを買うことになってしまいました。
と、いうことでどうやって実現しているのかを調べることにしました。
2019/09/25 追加:
他にも2014年にこの演出を採用している方がいました!(Andy Faulknerさん、ありがとうございます。)
撮影実験
結果でいうと、カメラのシャッタースピードの関係だったのですが、いざできてみるとこれが面白い。
こういう感じです。
動画は二種類撮影しました。
1. レーザーを止めたり、動かしたりしています:
2. ちゃんと撮影してもらいました。スケール感や全体が見えやすくなっています:
(Thanks TanJC!)
レーザープロジェクターの種類やスキャンレート、カメラの設定も含めて様々な要因で見え方が一気に異なります。
まだまだ実験することはありますが、面白い効果だと思ったので記事にしました。
こちらはリファンレンスがあって再現したことですが、これからもレーザーやLEDやその他、珍しい使い方、面白い使い方をこれからも研究していきます。
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