さて、Adobe MAX 2010が始まりましたね!
オープニングのDJ & VJに圧倒されましたが、やっぱりこういうごった煮なところがあるから僕はAdobeのコミュニティが大好きだったりします。
Adobe AIR2.5で様々なデバイスでも本格的にFlashが見れるようになり、Flashを作れれば様々な環境をカバーできる時代がくるのか、と考えるだけでFlashの人間としてはすごくわくわくするのですが、
その中でもまだKeynoteでは発表されていないけどダウンロードできるようになっている、Flash Catalystの新バージョン Flash Catalyst “Panini”について書いてみます。
※”Flash Catalystってなに?”という方は、こちらをご覧下さい。
下記は、リンク先からの引用です。
ダウンロードはAdobe LabsのサイトからFlash Catalystとは?
Adobe® Flash® Catalyst™ CS5は、親しみやすい新しいインタラクションデザインツールです。Adobe Photoshop®、Illustrator®、Fireworks®のアートワークを、コーディングなしで、表現力豊かな完全なインタラクティブプロジェクトに変換し、Adobe Flash Platformのメリットであるターゲットの広さや様々なOSやデバイス上での動作の一貫性を利用できます。
システム要件:
Windows
CPU: Intel Pentium 4 or AMD Athlon 64 processor
OS: XP, Vista Home Premium, Business, Ultimate or Enterprise SP1, Windows7
RAM: 1GB(2GBを推奨)
HDD: 1GB、インストール時にはそれといくらかの容量
ディスプレイサイズ(解像度): 1024 x 768(1200 x 800を推奨)と16bitのビデオカード
JRE 1.5(32bit) あるいは1.6
Mac:
CPU: Intel
OS: 1.5.7 or 10.6
RAM: 1GB(2GBを推奨)
HDD: 1GB、インストール時にはそれといくらかの容量
ディスプレイサイズ(解像度): 1024 x 768(1200 x 800を推奨)と16bitのビデオカード
JRE 1.5(32bit) あるいは1.6
原文:
http://labs.adobe.com/wiki/index.php/Flash_Catalyst_Panini
Flash Catalyst Paniniの特徴:
- リサイズに対応(リキッドレイアウトのアプリケーションを作成可能)
→CS5では対応してなかったですけど実用性が高そうなのでうれしいですね! -
Custom Skinnable ComponentによるFlash Builderとのラウンドトリップ開発
→要するに、開発者 < – > デザイナ のやり取りが一方通行ではなくなった、ということですね。 -
interaction design enhancement
→CS5ではインタラクションでステートを変える場合はステージなど大きな単位でしか対象を指定できませんでしたが、ボタンクリック時にステートを変える対象を指定する事ができるようになりました。 - New Wireframe Components
→ComboBoxなど、通常必要なはずなのにFlash Catalyst CS5には存在していなかったワイヤーフレームコンポーネントがいくつか用意されています。
今日のところは変更点のみ書きましたが、これから色々と勉強して行った事を書き綴って行く予定です。
ADCでのAdobe Flash Catalyst “Panini”の紹介(英語)
http://www.adobe.com/devnet/flashcatalyst/articles/fc_panini_whatsnew.html
Doug WinneによるFlash Catalyst Paniniの紹介(Adobe TV):
Adobe TVでもPrincipal Product ManagerのDoug Winneが紹介していて、こちらも参考になります。
英語ではありますがとても丁寧に説明されていますので、一度見られてはいかがでしょうか。
それぞれ10分も無い程度の細かく特徴毎にまとめられていますのでご参考までにリンクを貼っておきます。(英語)
※なぜか二重再生される事もありましたので、元のリンクを貼付けておきますね。
http://labs.adobe.com/technologies/flexsdk_hero/videos/
“Flash Catalyst Panini”というところが以下のビデオです。
A preview of Flash Catalyst Panini:
Flash Catalyst Paniniの概要を紹介しています。
なぜかデスクトップになったときに表示されないですが、そこは気にしないでおくと良いと思います。
Iterative designer / developer workflow:
DesignerとDeveloper間でのやりとりに関する概要です。
Resizable Applications and Components:
Flash Catalyst Paniniから使えるようになったリサイズ可能なコンポーネント/プロジェクトの使い方を紹介しています。ステージも変更できるんですね。
Skinning Custom Skinnable Components:
SkinnableComponentを使ってFlash Builderにて基礎となるコンポーネントを作成し、
Flash Catalystにプロジェクトを渡してスキンを適用するまでの一通りの流れについても説明しています。
特にFlash Builder Burritoでコンポーネントを作成したときに、Flash Catalystに渡せる形式かどうか確認するためのCompatibility Checkerの使い方や、Flash Catalystに渡すためのメタタグの書き方なども説明しています。Compatibility Checkerはちょっと難しいな、と思うところもありますのでそのうちこれもブログにかければと思っています。
Interaction Design Enhancements:
Flash Catalyst Paniniの新機能の一つである、インタラクションの対象を指定する方法について説明しています。
New Wireframe Components:
Flash Catalyst Paniniで追加されたWireFrameComponentについて説明しています。ComboBoxなど普通に使われるべきコンポーネントが追加されて、良くなった印象です。
Hidden Gems In Flash Catalyst Panini:
Tipsみたいな感じですね。実務では知っておくと便利な内容です。
これからしばらくはちょこちょこと触って行って、勉強した事を書くように頑張ります!