こちらの続きです。
http://hi-farm.net/detail/2018/09/09/audio-galaxy-presents-ram-rider-live2018/
ミラーを使ってイベントのロゴである、AGをレーザーとミラーで再現しました。
個人的に演出とは関係の無い裏テーマがあって、
・3D CADを使って図面に起こしたり、大きさや配置方法について、具体的なレベルで想定しておく
・事前検証 – 実際に試して見た目の調整を行う、現場では図面通りには行かないところが出てくるはずなので、調整できる範囲、できない範囲の確認を事前に行う、弱点を検証し、対策を考える
ということです。
それでは掘り下げて見ましょう。
テーマ1: 3D CADを使って図面を引く
これはある程度の規模のライブであれば当然のように図面を引いて詳細を詰めていくのですが、今回初めて行いました。
会場図面とAGロゴの画像を使ってレーザーやミラーの配置をしていきます。
制作はFusion360を使いました。優秀な3D CADであり、条件を満たす個人などでは無料で使うことができます。
3Dソフトはほとんど使ったことがなかったのですが、とても使いやすかったです。
実際の作業画面です。こういったように図面の画像を下敷きにレイアウトしました。
こちらが図面です。実際はこの通りには行かなかったですが、寸法があるので設置するのも速いし、手伝ってくれる人たちに伝えやすくてスムースに現場での対応が進みました。
テーマ2: 事前検証
図面があったので現場設営についてはかなり安心して進めたので、図面を元に作業場にて実際にレーザーを出して見ました。
事前検証を重ねていて、やはりミラーのズレが心配だというのがわかりました。
ミラーがずれて、ビームが外れてしまうと成立しなくなってしまいます。
そうならないように、補強の仕方、回避方法を考えていきました。
結局は固定の仕方が中心ですが。。。
結果、現場ではトラブルがあったのですが会場のスタッフの方がとても柔軟に対応していただけたおかげで、無事終えることができました。
最後の実際の様子を。
照明さんが最高でした。
正直ミラーを使うこと自体は画期的に新しい!という訳では無いですが、アナログデジタル関係なく面白いと思うものを作っていければと思います。
RAM RIDER Official:
https://ramrider.com
Excellent!!